紫外線による水処理の現状と今後の展望

上下水道への適用における利点と課題，および新光源LEDについて

13:00-14:00

【講演者プロフィール】

1995年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
1995年4月より同大学研究科の助手および講師として勤務．
1999年 4月より現，お茶の水女子大学に助教授として就任
2012年に同教授，現在に至る．
途中，2000年8月から2001年3月には南フロリダ大学にて客員研究員．
専門は環境衛生工学．特に水処理における消毒技術が専門．
他にも国内外の都市用水需要の予測に関する研究も行っている．

【講演概要】

近年，クリプトスポリジウム等の耐塩素性病原微生物への有効な対策方法として注目され，浄水処理への適用が増えつつある紫外線処理について，技術的進歩や市場拡大の動きといった最新動向を紹介しつつ，AOPといった新規の適用方法や，UV-LEDの水処理への適用可能性など新しい技術導入に関しても解説する。