接触角測定において超撥水表面や微小領域を高精度かつ容易に測定可能な新技術リキッドニードルと搭載装置、測定事例の紹介
15:30-16:15 登録不要

三洋貿易

速水 響平

【講演概要】

液滴法による接触角の測定時、超撥水表面では着液時に液滴がニードル先端から離れず滴定が行えないといった問題が起きる。また、例えば1mmx1mmといった微小領域では少量液量の滴定ができず測定が行えないといった問題がしばしば起きる。接触角計の世界的リーディングカンパニーであるKRUSS社が開発した新技術「リキッドニードル」は、圧力で液を空気中に吐出して着液させる独自機構によって上述の問題を解決し、正確で容易な測定を可能にする。いくつかの測定事例とともに本技術と装置の紹介を行う。