会議棟(レセプションホールA/605・606会議室)
2019年1月31日(木)
現状のエネルギーシステム改革と課題
【主催】一般財団法人省エネルギーセンター/株式会社JTBコミュニケーションデザイン
【開催時間】14:45-16:40
事前登録
満席
電力・ガス市場の競争-小売全面自由化後の実像と展望
14:45-15:45
経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会
事務局
取引制度企画室長
木尾 修文氏
【講演者プロフィール】
1997年通商産業省(当時)入省。特許庁総務課、産業政策局産業組織課、消費者庁総務課、製造産業局化学物質管理課等を経て、2013年特許庁政策企画委員、2014年経済産業政策局知的財産政策室長、2015年公正取引委員会事務総局経済取引局総務課経済調査室長、2017年7月より現職。
【講演概要】
小売全面自由化から3年(電気。ガスは2年)を経て、競争の現実には、濃淡が現れている。一部地域で差別的な廉売も指摘される。競争の現状を報告の上、各種市場設計など卸電力市場の使い勝手向上に向けた検討状況や、電力・ガスの卸・小売市場の競争を促進するための政策課題を紹介する。
容量市場の検討状況と導入スケジュール
15:45-16:40
電力広域的運営推進機関
企画部
部長
進士 誉夫氏
【講演者プロフィール】
1987年東京ガス(株)入社,コージェネレーションをはじめとする分散型電源の電気・制御技術開発,エンジニアリングに従事。系統連系技術要件ガイドラインの策定の参画。2006年~2008年 電力系統利用協議会(ESCJ)に出向。2008年よりスマートエネルギーネットワークの研究に従事。2017年より現職。早稲田大学 先進グリッド研究所 招聘研究員。博士(工学)、技術士(電気電子部門)。
【講演概要】
電力広域的運営推進機関(以下広域機関という)のが検討している容量市場について、その原理、仕組みをわかりやすく解説するとともに、参加登録、リクワイヤメント、アセスメント、ペナルティ、電力ビジネスの変化について論ずる。また、既に運営している卸電力市場や検討中の需給調整市場との関係についても解説する。